データセンターを検討中の方必見。Tierを理解して効率よく選定しましょう!

データセンターの導入を検討しているが、どのように選べばよいか分からない…。という情報シス担当者の方に向けて、データセンターの選定基準の1つであるTierについて解説いたします。

Tierとは

Tierとは、データセンターの品質を設備の冗長性や稼動信頼性等を基に決められる品質基準のことを指します。
Tierは1~4の4段階に分けられており、数字が大きいほど災害対策や、設備の冗長性がされている、高い稼動信頼性のデータセンターとなります。
ただしTierはアメリカの民間団体による「Uptime Institute」によって定められた基準となっており、日本の実情に合わせた判断基準ではありません。そこで日本独自の基準として、日本データセンター協会が日本に合わせた日本専用の基準を制定しました。それは「データセンター ファシリティ スタンダード」です。Tierが求める基準の中で、日本では過剰と判断される部分を修正し、日本独自の要素を追加されました。

※補足:日本の実情について
日本の商用電源は世界最高レベルの信頼性を誇っており、データセンターの電源インフラに対する判断基準が海外と日本では異なりました。

データセンターファシリティスタンダード

データセンターファシリティスタンダードもティアでデータセンターの品質基準を表しております。

ティア1

・地震や火災などの災害に対し、一般の建物レベルの安全性を確保している。
・瞬間的な停電に対し、コンピューティングサービスを継続して提供できる設備を備えている。
・サーバー室へのアクセス管理を実施している。
・想定しているエンドユーザーの稼働信頼性が99.67%以上である。

ティア2

・災害に対して、一般の建物レベルの安全性がある。
・長時間の停電に対し、コンピューティングサービスを継続して提供できる設備を備えている。
・サーバー室のアクセス管理が行われている。
・想定するエンドユーザーの稼働信頼性が99.75%以上である。

ティア3

・災害に対し、一般の建物より高いレベルの安全性がある。
・一部設備が一時停止しても、コンピューティングサービスを継続して提供できる設備を備えている。
・建物とサーバー室へのアクセス管理が行われている。
・想定しているエンドユーザーの稼働信頼性が:99.98%以上である。

ティア4

・災害に対し、データ保存の安全性が保たれながら、可用性も確保した非常に高いレベルでの対災害性がある。
・一部設備が一時停止や一障害が発生しても、継続して提供できる。またより高いレベルでの冗長構成の設備がある。
・敷地、建物、サーバー室、ラック内のIT機器すべてのアクセス管理が行われている。
・想定しているエンドユーザーの稼働信頼性が:99.99%以上である。

【ご紹介】ティア3相当の国産データセンター「東濃インターネットデータセンター」

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