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  • ランサムウェアのバックアップ破壊対策!
    情シスが今すぐ知るべき『消せない』データ保護

    ランサムウェア感染!その時、あなたのバックアップはどうなる?

    ランサムウェアはシステム本体だけでなく、復旧の頼みの綱である「バックアップデータ」を真っ先に狙って破壊・暗号化します。従来のバックアップだけでは、いざという時に会社を完全に救うことはできないのです。

    月曜の朝を襲う「身代金要求」のカウントダウン

    ある月曜の朝、いつも通りに出社してPCを立ち上げると、見慣れない真っ赤な画面が表示されている。そこには「全ファイルを暗号化した。復号したければ身代金を支払え」というメッセージと、無情にも減っていくカウントダウンのタイマー…。

    こんな悪夢のような事態が、日本の企業で起きています。情シス担当者であれば、「うちには定期的に取っているバックアップがあるから、最悪のケースでもシステムを初期化して戻せば大丈夫」と考えるかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか?

    悲劇の始まりは「バックアップデータの破壊から」

    実は、現代の狡猾なハッカー集団は、企業がバックアップから復旧することは承知しています。そのため、彼らはメインのシステムを暗号化する前に、密かにネットワーク内を巡回し、真っ先にバックアップサーバーを見つけ出して破壊(または暗号化)します。「いざ復旧しようとしたら、バックアップデータもすべて全滅していた」これが、企業が身代金を支払わざるを得なくなる最大の理由なのです。

    なぜ従来のバックアップはハッカーに狙われ、消されるのか?

    従来のバックアップは社内ネットワークに接続されているため、ハッカーに侵入されると簡単にアクセスを許します。特に管理者権限を奪われると、バックアップは容易に削除・暗号化されてしまうのです。

    ネットワークで繋がっている限り安全ではない

    通常のバックアップシステムは、利便性を高めるために社内ネットワーク(LAN)に接続されています。これは運用面では便利ですが、セキュリティ面では大きな弱点となります。ランサムウェアが社内ネットワークに侵入し、横展開を始めると、同じネットワーク上にあるバックアップストレージも、真っ先にターゲットとされてしまいます。

    「管理者権限」を奪われるという最悪のシナリオ

    ハッカーの主な手口は、巧妙なフィッシングメールや、セキュリティの脆弱性を突いた攻撃で、最終的にシステムの「管理者権限(Administrator)」を奪うことです。管理者権限が乗っ取られてしまうと、バックアップソフトの設定を変更し、スケジュールを停止させ、保存されているデータを堂々と「正規の操作として」削除することも、許してしまうことになります。権限を奪われた状態では、従来のバックアップはあまりにも無力です。

    会社を救う唯一の手段「イミュータブル・ストレージ」とは?

    イミュータブル・ストレージとは、一度保存したデータを定めた期間「誰にも変更・削除できない」状態にする仕組みです。ハッカーでも手出しできないため、確実なデータ復旧の最後の砦となります。

    絶対に「消せない・書き換えられない」堅牢な仕組み

    このような絶望的なケースにおいて、会社を救う唯一の手段、それが「イミュータブル・ストレージ(不変ストレージ)」です。これは、あらかじめ設定した保持期間中は、いかなる正規のユーザであっても、たとえ最高管理者権限を持ったハッカーであっても、データを上書きしたり削除したりすることがシステム的に不可能なストレージのことです。
    ランサムウェアがバックアップデータを暗号化しようとしても、ストレージ側がそれを強固にブロックします。

    被害を最小限に抑える迅速な復旧プロセス

    イミュータブル・ストレージ上にクリーンなバックアップが安全に保護されていれば、万が一メインシステムが完全に暗号化されてしまっても、焦る必要はありません。身代金の要求をきっぱりと拒否し、安全な時点のデータから即座にシステムを復元させることができます。事業継続(BCP)の観点からも、これからの時代に欠かせない防御策です。

    【動画で解決策を見る】ランサムウェアに屈しない「データ保護」のポイント

    「データ保護」とバックアップの要点を3分動画で分かりやすく解説しています。まずは以下よりご覧ください。

    【3分で分かる】中小企業のための情シス相談室 ダイジェスト紹介

    時間:3分00秒 ※音声あり

    データ保護に関するよくある質問 Q&A

    イミュータブル・ストレージや今後のデータ保護対策について、多くの情シス担当者の方が抱える「よくある疑問」をQ&A形式でわかりやすくまとめました。対策を検討する際に参考にしてください。

    • Q.

      イミュータブル・ストレージは導入コストが高いのでは?

      A.

      以前は大規模向けの高価な製品が主流でしたが、最近ではクラウドベースの安価なサービスや、既存のNASに組み込まれた機能を利用できるものも増え、中小企業でも導入しやすくなっています。
    • Q.

      一度保存したら消せないということは、容量がすぐに一杯になりませんか?

      A.

      「不変(イミュータブル)にする期間」は自由に設定できます(例:最新の14日間だけ不変にする等)。期間を過ぎたデータは自動で削除されるため、ストレージ容量を効率的に運用可能です。
    • Q.

      現在のバックアップソフトを買い替える必要はありますか?

      A.

      多くの主要なバックアップソフトウェア(例:Veeamなど)は、すでにイミュータブル・ストレージとの連携機能を持っています。保存先として追加するだけで済むケースがほとんどです。

    あなたのバックアップは、ハッカーに消されませんか?

    手遅れになる前に、ぜひ「消せないバックアップ」の導入をご検討ください。

    まとめ

    ハッカーに負けない「消せないバックアップ」で万全な備えを

    ランサムウェアの脅威から会社を守るには、従来のバックアップだけでなく、管理者権限でも削除できない「イミュータブル・ストレージ」の導入が不可欠です。確実な復旧体制を整え、企業の事業継続(BCP)を確固たるものにしましょう。

    今回は、ランサムウェアによって従来のバックアップが破壊されてしまうリスクと、それを防ぐ究極の対策「イミュータブル・ストレージ(不変ストレージ)」について解説しました。重要なポイントをもう一度振り返ってみましょう。

    • バックアップの過信は禁物

      現代のランサムウェアは、身代金を確実に奪うためにバックアップデータを真っ先に破壊・暗号化します。
    • 管理者権限の奪取が最悪のシナリオ

      ネットワークで繋がっている限り、ハッカーに権限を奪われると正規の手順でバックアップを消去されてしまいます。
    • 最後の砦は「不変(イミュータブル)」

      設定期間内は最高管理者でも「消せない・書き換えられない」仕組みこそが、確実な復旧を約束してくれます。

    「うちは毎日バックアップを取っているから大丈夫」というこれまでの常識は、残念ながら通用しない時代になってきています。サイバー攻撃の手口が巧妙化している今だからこそ、重大な被害に遭ってから後悔する前に、一歩進んだ「消せないバックアップ」への見直しを進めてみませんか?

    まずは現在お使いのバックアップシステムの機能を確認したり、スモールスタートできるクラウド型の仕組みを検討したりすることから始めてみてください。大切な社内データと会社の未来を、強固なセキュリティで一緒に守っていきましょう。

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    自社の「データ保護の状況」に不安を感じていても、どこから手をつけるべきか迷うシステム担当者様は少なくありません。まずは社内での「セルフチェック」による現状把握や、上長への説明・稟議の材料として、以下のお役立ち資料をぜひご活用ください。

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